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サンギョップサル
豚ばら肉の焼肉。豚肉の表面に薄い焦げ目がつくくらいに焼き、にんにくとサンチュに包んで食べる料理。最近ではワイン漬けサンギョップサルや、緑茶、コチュジャンサンギョップサルも人気である。 豚三枚肉は、一番人気のない部分だった。三枚肉を一番おいしい肉に変えたのは、商売上手な開城地方の人たちだと言う。
肉に脂身がつくように豚を育てるのではなく、肉と脂身が何層にもなるように豚を改良した結果、肉の間に脂身が幾重にも薄く入っている三枚肉を作り、人気のなかった三枚肉をより高い値段で売ることができたと言う。
豚ヤンニョンカルビ
切れ目を入れた豚のカルビをヤンニョンで味付けをしたもの。カルビの食べ方は、焼けた肉をにんにく、ゴマの葉と一緒にサンチュに包んで食べる。 豚のカルビは 7cm 程度の切り身にして 1cm 間隔で切れ目を入れる。醤油にコチュジャン、砂糖、清酒、ゴマ油、ねぎのみじん切り、ニンニクのみじん切り、生姜、ゴマ、胡椒、唐辛子粉を入れたたれで肉を味付けして焼き網で焼く。 初めは強火で焼いてタンパク質を凝固させた後、弱火で徐徐に中まで火を通す。
ゆで豚
豚肉は三枚肉を選ぶ。鍋に水、豚肉の固まりを入れて強火で煮る。
一度わいた後、薄く切った生姜を入れる。くしで突いて血水が出なければ取り出してガーゼに包んでまな板で覆い、その上に石をのせて水気を切った後、冷めたら薄く切って海老の塩辛をつけて食べる。
トン足
豚足は昔から格別な食べ物として思われて来たし、味と栄養価はもちろん料理方法も多様だ。豚足は赤身とは違い、その食感は独特でグルメが好む食べ物の中の一つだ。 豚足の皮と関節内の軟骨のしこしこする部分がゼラチンで構成されていて営養食、おやつとしても申し分ない。
豊かな動物性ゼラチン成分は、トン足を茹でた水を冷やせば透明な寒天になる。これを切った食べ物をチョッピョンと言い、宮廷で好んで食べた料理だ。
中国でも豚肉を使った料理が多いが、特に豚足は誕生日に長寿を祈る麺とともに、健康を祈る祝い食として欠かすことは出来ない料理である。
また豚足はヨーロッパや南米でも好んで食べられている世界的な嗜好食品だ。ドイツの豚足料理であるアイスバイン(ビールにゆでた豚足)がその代表的な例だ。
夜食、おつまみ、子供おやつに良い営養食だ。