Home > ソウルツアー > 昌徳宮と後苑
王と臣下たちが政事を行った公的空間である外殿と、王と王妃の生活空間である内殿、そして休息空間である後ろの後苑(庭園)に大きく分けられる。
内殿の後の方に広がっている後苑は鬱蒼たる森と池、多様な東屋が点在していて、自然景観を活かした点がすぐれていて造園施設が自然と調和を成した所である。
また我が国の先賢たちが庭園を造成した方法などをよく見せていて、歴史的にも建築史蹟上貴重な価値を持っている。
160余種の木木が鬱蒼と森を成していて、樹齢300年を超える古い巨木もある。
1917年には大造殿を始め煕政堂など19堂の建物がすべて焼けたが、1920年に日本は景福宮の交泰殿を崩し大造殿を再び建て、て煕政堂を再建するなど、景福宮を壊して昌徳宮の建物を再び建てた。
煕政堂は大韓帝国最後の皇帝の純宗が逝去する1926年まで住んだ場所でもある。煕政堂の隣に建つ楽善斎は、日本の梨本宮家から韓国最後の皇太子(併合後は李王)李垠(リウン)に嫁いだ方子が晩年を過ごした場所。
今まで残っている宮殿の正門のうち、一番古い正門は表門である敦化門で光海君の時、建てたものだ。
敦化門を通り昌徳宮に入ると、右側に太宗11(1411)年に造成されソウルに残っている石橋の中で最も古い橋である錦川橋があり、その橋を渡ると他の所の正殿とは異なり屋根の棟の花模様が独特な仁政殿があるが、これは日本が朝鮮王室を一家門に格を下げるために付けたものだと言われている。
正宮である景福宮が秩序整然としている対称構図を見せるのに対し、昌徳宮は地形条件に合わせて自由な構成になっているという特徴がある。昌徳宮と後苑は自然の順理を尊重し、自然との調和を基本にする韓国文化の特性をよく現わしている場所で、ユネスコの世界文化遺産に登録されている。

◆ 見どころ : 昌徳宮の塀と昌慶宮の塀の間のセメント道路を歩いていくと後苑があり、韓国を紹介する写真に最もよく登場する池があるところの芙蓉亭と宙合楼などが観光スポット
◆ 昌徳宮周辺のおすすめコース: 宗廟、昌慶宮、仁寺洞、清渓川通り、東大門市場、タプコル公園、景福宮、国立民俗博物館
場所 地下鉄3号線 安国駅 3番出口から徒歩で5分
電話番号 02-762-8262
ツアー可能時間 3月〜10月(5回)9:30、10:30、12:30、14:30、16:30
11月〜2月(4回)9:30、10:30、12:30、14:30
休日 毎週月曜日
入場料 19歳〜  3,000ウォン   7歳〜18歳    1,500ウォン
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